お花を触るのは生花の先生が引っ越しをされてから、半年ぶりでしょうか。
私が習っていたのは生花の中でも草月流。以前住んでいた香港ではフラワーアレンジメントを嗜んでいたのですが、シンガポールに来てお花難民となり、いろんなお教室を渡りに渡り歩いて草月のP先生に出会い、草月に目覚めました。
草月のこの言葉、好きです。
草月は教科書という基本はありますが、そこをクリアーすると自由に個性を出させてくれる生花だと思います。私は6年間のんびりかけて師範をとったのですが、とったところで先生がシドニーへ引っ越されてしまい、仕事も忙しくなかなかお教室を探したりもできなかったので、またお花難民になっていました。そんな私に、先生のもとで指導を受けていた師範友達がお声をかけてくれ、今日お花を久々にいけてきました。
彼女たちが選んできてくれたお花はウコン、百合、椿の枝、濃紫の葉、そして蓮の実。
ウコンってこんなイメージしかなかったのですが、
こんなに綺麗な花が咲くんですって。初めて知りました。変わったランかと思ってました。
虫や鳥の鳴き声が聞こえる、素敵な空間で生花開始。
この時間はヨガと同様で自分に向き合える時間、本当に好き。
線となるラインを決めるまで約40分かかり、お友達の中で一番上の師範を持っているお友達の指導のもと、約一時間半ああでもないこうでもないとお花を触り完成しました。
一番初心者の私の作品。
そしてお友達の作品を許可をもらって2つ載せます。
花は一緒でも、花器や活け手がちがうと、全く表情が変わります。お互いいけながら良い刺激になります。私も今度濃紫の葉はドレープにして透かしてみようっと♬
最後に先生となってくれたお友達。残っている花材だけであっという間に剣山なしの生花完成。余った花材だけでこの仕上がり。シンプル、でも活け花。
花からはいろんなことを学べます。
正面からだけ見るのではなく、違う側面からも見る。
ここは失敗してでも試すべき。
ここは曲げるべき。
ここは折ってでもとめるべき。
支えあい。
バランス。
ただ飾るだけではない。
花と花の距離、一つをいかすための空間。
などなど。。。
なんだか対人関係のようじゃないですか?
「花は私になる」
「花は私になる」
まさにそういう気持ちになります。
今日は自分と向き合う時間ができました。
励みになります。ポチッと応援よろしくお願いします。
励みになります。ポチッと応援よろしくお願いします。